この記事では、ドッグフード 工房・鶏肉の安全性を「原材料の安全性」「栄養バランス」「人工添加物の有無」の3つの観点から徹底分析し、100点満点で評価しています。
口コミや評判の傾向もまとめています。ドッグフード 工房・鶏肉が気になっている方や、購入を考えている方はぜひご一読ください。
この記事でまとめたこと
ドッグフード 工房・鶏肉の総合評価
ドッグフード 工房・鶏肉は、国産の新鮮な原材料を使用、防腐剤や合成保存料無添加、合成ビタミン、合成ミネラルといった不要な添加物が一切含まれていないドッグフードです。
脂肪酸が豊富、かつ消化・吸収にも優れているといわれる鶏肉を主原材料に使用し、皮膚や胃腸の健康を配慮した原材料バランスになっているのが特徴的です。
また動物性たんぱく質だけでなく、植物性たんぱく質からも良質なアミノ酸やビタミン、ミネラル、食物繊維と、犬にとって必要な栄養素をしっかり摂ることができるよう配慮されています。
良質な国産原材料の栄養を最大限に生かしたドッグフードであるため、安心して与えることができるといえるでしょう。
ただ、うるち米や小麦などの穀物が使用されているのはマイナスポイントです。穀物はアレルギーを引き起こす可能性のある食べ物であるため、すでにアレルギーを発症したことのある犬は避けてくださいね。
ドッグフード 工房・鶏肉の基本情報
分類 | 総合栄養食 |
---|---|
メイン食材 | チキン |
カロリー | 360kcal/100g |
穀物(グレイン) | 使用(うるち米・小麦) |
酸化防止剤 | 不使用 |
気になる添加物 | 不使用 |
対応年齢 | オールステージ対応 |
賞味期限 | 未開封:3ヶ月 開封後:1ヶ月 |
内容量/価格 | 75g/270円 300g/756円 800g/1,836円 2.4kg/4,514円 5.8kg/10,238円 |
できたて定期コース | 3.2kg(800g×4) /6,609円 4.8kg(2.4kg×2) /8,125円 5.8kg(5.8kg×1) /9,214円 11.6kg(5.8kg×2)/ 17,506円 |
販売元 | ペットフード工房 株式会社 |
ドッグフード 工房・鶏肉の詳しい原材料・成分値
原材料表・添加物一覧
原材料表 | |
---|---|
鶏肉・うるち米・小麦・生おから・さつまいも・本鰹節・にんじん・カボチャ・すり胡麻・食用卵殻粉・すなぎも・鰯粉・採種油・米油・ビール酵母・食塩 | |
酸化防止剤 | なし |
保存料 | なし |
着色料 | なし |
着香料 | なし |
気になる原材料は赤字で表示しています。原材料の詳しい説明と評価はこちら。
主要成分の分析値
成分名 | 成分保証値 | 乾燥重量比 |
---|---|---|
粗タンパク質 | 22%以上 | 23.4%以上 |
粗脂質 | 6%以上 | 6.4%以上 |
粗灰分 | 3%以下 | 3.2%以下 |
粗繊維 | 1%以下 | 1.1%以下 |
水分 | 6%以下 | – |
乾燥重量比とは、ドッグフード中に含まれる水分量を除外した、残りの部分に対する成分値の割合のことをいいます。
犬の生育に必要な最低限の栄養基準をまとめた「AAFCO栄養基準」は乾燥重量比に基づいているため、本サイトでも主要成分に関しては乾燥重量比による評価をしています。
ドッグフード 工房・鶏肉の分析結果①:原材料の安全性
分析の結果 | 評価ポイント | 得点/配点 |
---|---|---|
49点/60点 (★★★★・) |
主原材料は肉類か? | 20点/20点 |
気になる原材料が 含まれていないか? |
29点/40点 |
ドッグフード工房・鶏肉の原材料は、60点満点中49点でした。
主原料には、富士山麓の自然に育まれたブランド地鶏「健味どり」をはじめ、国産鶏肉のむね肉をメインに使用しています。これらはすべて国内にて食肉衛生検査工程を経ているため、安全性や鮮度も申し分ありません。
ただ、米や小麦といった穀物が使われているのは注意したいポイントです。
主原材料:チキン
チキンは、良質なタンパク質が豊富に含まれているため、しっかりした被毛・筋肉・皮膚の健康維持に効果が期待できます。
さらに、リンやセレンなど健康を体の内側からいたわる栄養素も含んでおり、犬の健康的な体を保つために必要な栄養を摂取することができます。ただし、アレルギーが起こりやすい面もあるので注意しましょう。
すなぎも
すなぎもは高タンパク・低脂肪のうえ、鉄分・ミネラルの豊富な食材です。骨・歯・被毛の健康な発育に重要な必須アミノ酸もたっぷり含まれています。
さつまいも
さつまいもは、食物繊維を多く含む炭水化物です。便秘解消作用やカリウムによる塩分排出作用があります。
カロリーが高く、食が細い犬の場合は栄養補給しやすいですが、与えすぎによる肥満に注意したい食材です。まれにアレルギーを生じる可能性があります。
気になる原材料:穀物(うるち米・小麦)
穀物は、一般的にアレルギーを引き起こす可能性があるといわれています。
米は比較的アレルギー性は低いですが、小麦は、植物性たんぱく質のグルテンが消化しづらいとされ、穀物の中では最もアレルギー性が高くなります。いずれも過去にアレルギーを起こしたことのある犬には注意が必要です。
気になる原材料:食塩
食塩は、犬にとって必要不可欠な栄養素です。ただし自然の食物には必要量の塩が含まれているため、あえて摂取する必要はありません。
ドッグフード 工房・鶏肉の分析結果②:成分バランス
分析の結果 | 評価ポイント | 得点/配点 |
---|---|---|
20点/20点 (★★★★★) |
粗タンパク質は AAFCO基準を 満たすか? |
10点/10点 |
粗脂質は AAFCO基準を 満たすか? |
10点/10点 |
ドッグフード工房・鶏肉は粗タンパク質、粗脂質ともにAAFCO栄養基準をクリア。栄養バランスは申し分ないドッグフードです。
高タンパクで、豊富な繊維質や酵素が配合されていますので、給餌量を調整することで、パピーから成犬、シニアまで長く食べさせられるのも利点といえるでしょう。
ドッグフード 工房・鶏肉の分析結果③:人工添加物などの有無
分析の結果 | 評価ポイント | 得点/配点 |
---|---|---|
20点/20点 (★★★★★) |
合成酸化防止剤は 使われていないか? |
10点/10点 |
不要な添加物は 使われていないか? |
10点/10点 |
ドッグフード工房・鶏肉は、防腐剤や合成保存料、化学調味料、着色料などの添加物は一切使用されていません。
一粒一粒をよく見てみると、肉のスジや野菜の色が混じり合っており、まさに素材だけの風味と自然な色味が生きているドックフードです。
その分、賞味期限はドライフードとしては短めで、未開封で3ヶ月。開封後は1ヶ月以内に使い切るようにしましょう。
ドッグフード 工房・鶏肉の口コミや評判
皮膚トラブルもなく美味しそうに食べています。
このフードは時間が経っても、嫌な匂いがなく、油っぽさもないです。鰹ぶしの匂いがします。人と同じ食材を使っているので安心して、与えられます。
国産無添加でとても良い香りがします。もちろん毛艶も便の状態も良いです。
牛肉・乳製品アレルギーのため試してみましたが、ひどい便秘になりました。
口コミを見てみると、「香りが良い」「無添加の食材で安心できる」「便や体臭の匂いが軽減した」といった声が多くありました。
袋を開けた瞬間に鰹節の香りが漂うため、ドッグフード特有の匂いが苦手な飼い主さんに好評です。また、人間用の国産天然食材が使用されていることで、愛犬に安心して与えることができるようです。
原材料の鶏肉には皮を剥いだむね肉が使用されているため、脂肪分が少なく、ダイエットや体重管理もできるとの声もありました。
マイナスのコメントとして「便秘になった」という声がありましたが、フードの切り替えにより便の調子が一時的に悪くなることがあります。しばらく様子を見て、改善しなければ別のフードに切り替えることをおすすめします。また、水分が足りていない可能性があるため、常に水が飲める環境を整えたり、フードをふやかして与えたりすることで改善することもあるようです。
ドッグフード 工房・鶏肉の価格を比較【公式・Amazon・楽天市場】
公式サイト | Amazon | 楽天市場 |
---|---|---|
1.836円/800g | 2,300円/800g | 2,376円/800g |
ドッグフード 工房・鶏肉の最安値は、公式サイトでした。
価格が高めといった口コミがありましたが、通常価格より10〜14.5%安くなる「できたて定期便」なら、お得に購入することができます。
賞味期限が短めですので、たくさん買い置きするよりも、ほしいタイミングでつくりたてが届く定期購入なら安心ですし、繰り返し注文する手間もかからずおすすめです。
ドッグフード 工房のその他ラインナップ一覧
ラインナップ一覧 | フードの特徴 |
---|---|
ドッグフード工房 馬肉 | アレルゲンになりにくいといわれる馬肉を原材料に使用 |
ドッグフード工房 野菜畑 | さつまいもや、かぼちゃ、にんじんなど国内産の緑黄色野菜を豊富に使用 |
総評:安心できる天然食材がたっぷり
詳しく分析した結果、ドッグフード工房・鶏肉は、高タンパクな鶏むね肉を主原料に、新鮮な野菜や鰹節、おから、ごまなどから摂取できるアミノ酸やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なドッグフードだということがわかりました。
防腐剤や合成保存料、化学調味料、着色料などの添加物が一切含まれていない点も、嬉しい安心できるポイントですね。
ただし一般的にアレルギーを引き起こす可能性がある穀物が使用されていますので、穀物アレルギーを持っている犬は避け、はじめて与える犬の場合は、健康状態をチェックするようにしてください。